アキさんのレース完走記
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鶴沼52.07kmレポート  2002年4月7日
鶴沼52.07qレポート。

 《雨じゃん。電車やめよ。6時。愛車ランクル界の「オフサイドトラップ」(パパさんとナポさんしかわからないかな?)でいざ、阪神競馬場へ!いや、土浦神立町へ。野田を過ぎ、芽吹橋を渡り谷田部のIC近くを通り、土浦へ。日曜の朝だから一般道でも早い。7:30に神立町。しかし、大会の表示はどこにもなし。コンビニで集合場所の「和協館」の場所を聞くがわからず。8時。なんとか到着。受付。半径50m、だ〜れもいない。結果を送る為の返信封筒の宛名を書いて受付け終わり。ゼッケンも無ければ、チップもない。しばらく車内で待機。9時半。大会運営者の一人の医者が希望者に有料で血液検査。走る前と後の、貧血と肝臓の具合を調べてくれる。どんなものか800円を出してお願いする。スタート10分前。雨もやんだ。どこにいたのか、52qの部の参加者が集まってくる。その数、108名(名簿上・・私より年下は24名。4/5は40歳以上。100qは51名、うち40歳以下は4人)。
 「ドォ〜ン!」大会主催者の肉声。いかにも手作りの大会。のんびりとまわりのランナーと話しながら歩道を走り出す。一般道路と農道らしき道の一周5.2qを10周。
 しゃべりながらあっという間に最初の給水所。スタート地点が給水所だ。テーブルに名簿があって、1周終わる毎に自分の所に○をつける。10個目を書き終わると終了というわけ。さて、1週目のタイムは?なんと、28分。だめだ、こんなに速くちゃもたない、ペースを落とさなきゃ。と言いつつ、意識しなくても落ちていく自分が情けない。
 2回目の給水所で給水。ドリンクはアクエリアス他、カルピスウォーターからお茶、コーラまで。給食はバナナ他果物、おにぎり、おいなりさん、たくあんまで。思わすビールを探す不純な男。8q過ぎてから、いつになくお腹が空きだしおにぎりをほおばる。次回はおいなりさんだ。
3週目、バス通りを曲がって少し走ると、「鶴沼」が見える。なかなかのどかでいい景色だ。でも、3度目。もう一人の自分が「またかよ!」(「サマーズ」三村風)のつっこみをいれる。あと7回も見るのかと思うとうんざり。
 牛小屋を横目で見ながら、掲示板のカキコの事をずっと考える。リュウさんみたいに書けるかな。心配。
 ほとんど自主大会。交通規制もない。5.2qのうち、信号は1つ。日曜なのに人はいない。10周走って、ただの1度も「がんばって〜!」の応援なし。ちょっと寂しいが、所詮一人の世界。まっいいか。荒川の雑踏(?)が懐かしい。
 ハーフのあたりから右脇腹の後ろが痛くなる。不思議だ。そっか!10日前に風呂場ですっころんだ時にぶつけた所だ。あの時は思わず、子供に「救急車!」とさけんだもんだ。恥ずかしくてカキコもできなかったっけ。もう痛みも無くすっかり忘れていたのに。まあ、この程度のスピードなら大丈夫。
 1周ごとに給食とストレッチ。平均2分〜5分。慌てる旅じゃない。結果的にこれがよかった。
7週目。荒川ではこのあたりで痙攣。とりあえずそれはクリア。順調、順調。
 8週目過ぎ。ついにフルの距離。夕飯の事を考えていて時計を止め忘れるが、5時間は切っていた。よくここまで痙攣しなかったものだ。少し肩がこった。やはりあらためて筋トレの必要性を感じる。
 9周終わる。ラスト1周のランナーには赤いたすきをくれる。まだ5.2qあるのに、とにかくうれしい。まだ5qではなくもう5qしかない。「5」(q)じゃなくて「1」(周)なのだ。通り過ぎる景色に別れを告げる。「終わりかよ!」(「サマーズ」三村風)と鶴沼がつっこみをいれてくれる。
 さすがに同じ所を10回も通ると、踏切近くの「リーチ麻雀フレンド」の電話番号や、金物屋の「やまとや」さんの店先でひなたぼっこしているおばあちゃんのほくろの数まで覚えたりして(な訳ない!)。
 ラスト500・・100・・ついに感動のゴール!狭い歩道に気持ちばかりのゴールテープをはってくれて、拍手の嵐(数名)。コンビニのレシートの10分の1ぐらいの紙をくれる。タイムが打ち出されている。そのタイムを自分の名簿に書き込み、終了。6時間12分30秒。(走っていたのは正味5時間35分。でも給食ストレッチがなければとてもこの時間で完走は無理)
 最後にビールを飲みながら主催者のお話。勿論私は家までお預け。みんな内輪の人って感じだ。ほのぼのとした家族的な雰囲気。優勝者の弁。でも、表彰はなし。
 本当に素朴な大会。来年は「走り屋」メンバーを連れて来ようと思いつつ、神立を後にした。》
http://members.jcom.home.ne.jp/tsurunuma/
チャレンジ富士5湖77km完走記 2002年4月28日

「富士五湖リポート」
*前日・・・26日夕方、河口湖の宿泊場所から少し離れたスーパーで、100qの部参加のメガロス特攻隊(男性3人、応援の女性2人)と落ち合う。ファミレスで夕飯を食べながら、明日の意気込み、恐怖、不安・・・を語り合う。皆、思いは同じようだ。
 夜、緊張の中、10時就寝。彼らのスタートは5時。3時起きだ。私は8時スタート。ゆっくり寝られる。
*そして当日・・・3時。一人が起き、つられるようにあとの2人も部屋から出ていった。緊張のあまり、目が覚め、その後眠れず5時半にベッドから起きあがる。暇だ。早くスタートして早く帰って来たい。菓子パンとゼリーを一個づつ食べる。テレビの占いでは今日の一番は「かに座」。いいぞいいぞ。

 6時半。足にディ○トンをたっぷり塗るなど、念入りに準備。小さなポシェットにはエアーサ○ンパス、鼻づまりのスプレー(まだ花粉症)、バン○エイド、それに使い捨てカメラ。迷ったけど、やっぱり初ウルトラ。記念だ。リタイヤしたらその瞬間を撮ってもらおう。次の為にも。
 7時。応援のU津ちゃんとH山さんに会場の北麓公園競技場まで車で連れて行ってもらう。寒い。気温は6〜7度か。人はまばら。アップしている人もあまりいない。そうだよな。そんな疲れる事はしないか。
 8時2分前。朝から4度目のトイレ。会場に来てすぐ行ったのにまただ。しかも良く出る。これほどの緊張も久々だ。心臓も心配。風呂場で転んで痛めた右脇腹も、右足首も。本当に完走できるのか? 今月は大会以外では40q
も走ってないぞ。
 10秒前。女性の声にあわせてランナー全員でカウントダウン。3、2、1、スタート!ついにこの瞬間がきた。ドキドキ、ワクワク、歩くような速さで動き出す。
 いきなり上り、そして下り。先行き不安。最初の5qを30分。こんなに速くてはもたないだろう。でも下りではつい速くなってしまう。困ったものだ。
*15q・・・河口湖がきれいだ。記念に一枚、パチリ。まだまだ余裕。
*25q・・・これから、7日に完走した鶴沼52qが始まる、そう思えば完走も夢ではない。アップはこのへんでやめておこう。西湖の景色も良い。ケンチさんならここで「サイコー!なんちゃって!」とお寒いギャグでも飛ばしているところか。想像して一人ニタニタ。
*35q・・・これから荒川のフルが始まる。長いアップだったな。この辺でアップは終わりにしておこう。そう思うと気が楽だ。
*精進湖・・・初めての景色。歩道もない道をひたすら走る。時折、トラックが猛スピードで横を通る。ちょっとは交通規制してくれてもいいんじゃない?
*40q・・・さあ、あと半分。このままで行けば制限時間内にゴールは可能だ。体調はなかなかいい。脇腹も大丈夫。
*本栖湖・・・潜水艦の格好をした遊覧船「もぐらん」のお知らせを聞きながら走っていると、観光客もほどんどいない湖畔が待っていた。寂しい。でもまだ、ランナーがいるからいい。
*50q・・・長い上り。きつい。歩きたくはなかったが、まだあと27もある。足にもきているから、ここは早歩きで行こう。腕を大きく振って。上りが終わった途端、両足が痙攣してきた。だましだまし走り、歩く。しかし、ついにストップ。ここで初めて、持ってきた「エアサ○ンパス・インドメタシン」を使う。と、どうだろう。うそのように痛みは消えた。不思議、不思議。また、歩き出す前のように元気になる(これは絶対お勧め)。
*55q・・・これから「さいたまシティハーフ」が始まる。ハーフを走るのにこんなに長いアップを誰がするか。今日のアップはこの辺にしといてやろう。 
*60q・・・さあ、これから「幸手さくらマラソン」が始まる(しつこいけど、本当にそう思っていた。あと、17qなら走りきれるなと)。
*65q・・・エイドでは、名簿を見て名前で応援してくれた人がいた。かわいい女の人だった。名前はゆうちゃん。地元の銀行に通う25歳、B型の乙女座で3人姉妹の末っ子だ。などと勝手に想像。今の自分のおかれいる状況を全く忘れている自分に気がつく。良いことだ。
*67.5q(ずっと2.5qごとの表示がある)・・・残り10qを切った。完走が見えてきたぞ! うれしい。
*70q・・・最後のエイドだ(でももう一カ所あった)。ラスト7q。制限時間内どころか10時間も余裕で切れそうだ。ゴールは感動するだろうなと、思ったら涙ぐんでしまった。まだまだゴールはしてないぞ!
*苦しい上り・・・そうだ、そんなに甘くはなかった。ラスト6qから2qまで上りが続いた(ランナーズによると、標高870mから1060mまで上るとある)。もう走れない。周りを見ると・・・走っている奴なんていない! 117qのランナーは110qも走ってきてこれだ。そこまでするか主催者! きつかった。
*75q・・・最後は下りだ。ゴールも目の前。ぞくぞくしてきた。
*ラスト1q・・・競技場が見えてきた。
*そして感動のゴール・・・トラック第4コーナーからゼッケンの番号と名前がコールされる。18時13分。薄暗くなった競技場のゴールのテープを切る。やった!正面の富士山が一段と美しい。
 「アキさ〜ん」(実際は私の本名)と、メガロス応援隊のH山さん。彼女の顔を見てウルウル。「完走おめでとう!」「ありがとうございます」一人で参加していたら、ここまでジーンとはこなかったかもしれない。
 100qの特攻隊連中もみな完走。すごい。
 彼らと出会って、まだ27時間しかたっていないのに、夜の祝勝会(?)では、昔からの親しい友人と飲むように、うまいビールが飲めた。これも一人で参加したのでは味わえない。同じ苦しみ、同じ感動を体験したものしかわからない、強烈な連帯感を感じた。
 ゴールして思った事・・・「100qって・・・これから、2qアップしてハーフ走るだけじゃん。」
以上 長くなってすみません。リポートを終わります。
 私でさえ完走できたのですから、走り屋メンバーの皆さんなら誰でもできると思います(時間を気にしなければ)。感動は大きいです。
 タイガさん、ゴンちゃん、里ちゃん、サロマ。 場所も北海道。メイクドラマが待ってますよ!