| はぎさんのレース完走記 その1 |
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| 第27回サンスポ千葉マリンマラソン走記 2003年1月19日 |
| 第27回サンスポ千葉マリンマラソン完走記 <プロローグ> 平成15年1月19日(日)、本日の天候は曇り。天気予報によると昼頃から雨ということ。この大会は今回で5回目、5年連続となるが、それ以前から例年天候に恵まれない大会らしい。昨年は珍しくポカポカ陽気だった気がする。一昨年は前日が大雪であわや中止かと思ったくらいだ。しかし、当日は晴れてコース上の雪が解け大丈夫であったが、会場(千葉マリン球場)へ行く際は首都高速が凍結のため通行止め。仕方なく一般道で行ったが時間に間に合うかハラハラしながら運転していったのを覚えている。途中、スリップして事故ってる車もあったけ。最初に参加したときは雨。しかも気温も低く寒いことしか記憶にない。あれは、ハーフマラソン2回目でしたか、雨の時の最善の格好なんか分かるわけなく、たしか長袖シャツ(綿100%)にTシャツの重ね着、下は肌着のロングタイツにラグビーパンツの重ね着だっけ。こんな格好では雨に濡れてますます寒さが倍増するわけで、しかも後半はバテて歩いたり、走ったりで寒い寒い。1時間52分28秒と散々なレースであった。この時はまだ市民ランナー駆出しの頃。まぁ、しょうーがないか。 この大会に対する意気込みは常にその時の自分のベストタイムをたたき出すこと。ハーフマラソンでは最も注力している大会だ。今年は昨年も頓挫してしまった1時間19分台を何とか出したい!(初回に比べると大した進歩だと我ながら感心)。しかし、前日に軽い調整をしようとしたが、仕事疲れと軽い風邪気味もあり体がだるい。6時に起床したが無理に調整ランをしても余計疲れるだけだと判断し、疲労回復をするため10時頃まで長女とグタグタ寝た。そして昼寝もし、努めてダラダラ調整となった。この調整が吉とでるか凶とでるか如何に。。。 <当日の朝> 当日6時過ぎに起床。今年からスタート時間が1時間早まったため7時に我が家のステッピー(StepWgn)で出発の予定だ。体の調子はまあ悪くもなく前日のダラダラ調整が良かったのだろうか。さあ、朝食は、いつもの通りアンコの串団子3本。腹持ちがよい団子は朝ランでもロング走をする時も必須だ。スタートが10時10分だからちょうどよい時間帯だろう。嫁はんと子供達はまだ寝ている。いそいそと仕度をし、7時過ぎにいざ出発。毎回、車で行くが会場の場所柄、電車では不便だ。綾瀬から海浜幕張は東京駅から京葉線か、もしくは新松戸から武蔵野線〜京葉線などを経由していかなくてはならない。車だと首都高速で「あっ」という間だ。小菅I.C.から乗り(まだここはETCがないのよね)湾岸線経由で走る。案の定、首都高速は空いており、なんと7時40分頃にはメッセ幕張の駐車場に収まってしまった。受付は8時からなのでまだ車中でのんびりしていよう。外は曇りであるが、時々雨粒が窓につく。予報は昼頃からということであるが、もうですか?勘弁してくださいよ。思わず初回の雨の中のレースを思い出してしまった。ステッピーの3列目シートから足を投げ出し、今日はランシャツだけにするか下にTシャツを着るか迷う。とするうちにそろそろ8時なので取りあえず受付と恒例のNew Balanceのショッピングとするか! 今回のゼッケンは1250番。これは念願の番号帯といっていい。自分は陸連登録をしているが、この大会だけはわざと一般の部で参加している。一般の部の最前列は1000〜1500番、ということはスタートロスが殆どないわけ。グロスタイムで勝負する世界としてスタートロスは少ないに越したことはない。昨年は1600番台で12秒のロスが生じてしまった。ゼッケン番号は申込時の申告タイムで決まるから、たしか今回は1時間16分位にしたっけ?まあ、さば読みタイムはみんなしているだろう。 必要最低限の荷物を持ち、受付のため千葉マリン球場へ向う。まだ8時前だから駐車場の埋まりもまだまだで人の数もごく普通だ。歩道橋を渡り、サンスポの応援旗を配っている人がいる。走る本人が貰ってもしょうがないが、子供達のおもちゃになるかなと思い、戻るときに貰うことにした。所々にスタッフの人達が固まり最後の確認をしているようだ。さあ、受付だ。おばさまに「おはようございます」と引換証を渡す。「頑張ってね」と労い?を貰う。そして上階にあがりNew Balanceのブースを覗く。今日は靴下2足と何かお得なものがあればと思いあれこれ手に取る。毎年ここでタイツやらウインドブレーカーなどを買っているが、今日は何故かオレンジ色のTシャツを1,900円で買ってしまった。Tシャツといえば、参加賞Tシャツは沢山あるが速乾性がない綿100%のものばかりだから寝巻きにしかならない。ランに役立つものがほしいわね、もう。。。 買物も終わり、再び駐車場へ向う。歩いたので予定通り?便意も感じはじめ、駐車場のトイレで用を済ます。ここは個室が10個近くあるからスムースだ。球場のトイレは最悪だ。並ぶ人も多ければ回転率も悪い。各トイレに個室は1個しかないから。スッキリして車の中でゼッケンを付ける。今日はやはりランシャツ(墨●ランシャツでごめんなさいね、と心で店長に謝る)のみで行こうと決める。雨はおそらく大丈夫だろう。そして風もあまり感じない。寒いけどコンディションはグーですね。自分の体調は別として。そしてプログラムを開き、今日の参加者の顔ぶれを見る。今年の招待選手は?と、ん?全日本女子ボクシング何とか?なんだ?どういう繋がりなんだ?そして、あ〜、偉大なる小出義雄様は今年もいらっしゃる。よしよし。登録の部のエントリーを見ると、ん?おっ、従兄弟がエントリーしている。けど仕事が忙しく納得する走りができないようで、多分来ないだろう。従兄弟はつくばでもエントリーしていたが欠場していた。彼は昨年の北海道マラソンで2時間53分、ハーフも京都シティとか大阪シティとかにも遠征して17分台の走力だ。ふとしたことから親戚にもマラソン野郎がいたことが発覚し、自分の母親と向こうの母親との間でお互いの情報がやり取りされている。さて、チーム走り屋のメンバーは?所属名を見ても見当たらない?勿論、名前を見ても分からない。たしかピロさんとくまさんがでると予定にはあったが。そんなこんなでいたら、また予定外の便意を感じてきてしまった。今日はよくでるな〜と思いながらも(家でもした)再度トイレへ行く。よし、これが終わったら球場へ行くか! <球場入り> 時間は9時前。おおっ、球場へ向う人が多い。ゼッケンをつけた人も多い。そうか5kmが9時30分スタートだもんな。受付の前を通ると、「はぎさん!」と声。ふと見ると墨●のS君だ。そうか彼も出るって言ってたな。特に待ち合わせを決めていなかったが、こんな人数のなかで落ち合うとは偶然の極みだ。数秒でも数メートルでもずれていたら遭遇しないもんな。彼は墨●随一の自他ともに認めるマラソン馬鹿だ。昨年はウルトラを4レースもやり、ほぼ毎週フルやハーフなどに参加している。体力もさることながらお財布も大変だろうといつも思う。二人でスタンドへ向う。自分としていつも決めている陣取り場所があるが、今日は時間が遅いことからいつもの場所には先客がいる。止むを得ず、三塁側スタンド最上階左端付近に空いてる席をとる。ここなら雨が降ってきても濡れないだろう。彼の準備を待ち、アップを始める。球場外を3周する。ん、Finish地点が外にあるぞ、今年は球場内じゃないのか?(帰宅後に球場の改修工事で使用禁止であったことを知る)アップを終え、時間も9時40分。さあ、スタート地点へ向おう!いよいよ始まるぞ!前置きが非常に長くなってしまったが、スタート地点へ向い始めた。途中、緑色のカナガワRCのユニフォームの人を見つけた。見覚えのある人だが名前は知らない。登録の部のゼッケンだ。こちらは一般の部の先頭ラインへ向う。S君も同じ番号帯だ。またであるが途中、習性がどうかわからないが昨年も同じ箇所で尿意を感じてきて、昨年と同じ場所で小用を済ます。緊張してるのか? と、そこにも見覚えのある方がいる、荒川河川敷でよくすれ違う人だ。50才を超えているのに今だに2時間50分前後、ハーフも17分前後で走るNさんだ。Nさんも用を足している。ん、一般の部のゼッケンだ。Nさんとは会話をしたことは無い。こちらが勝手に知っているだけであるが、でも向こうもよく荒川ですれ違うから顔位は見たことあるな?位は認識していてくれているかな? と寄り道しながら先頭グループへ入り無理を承知で3列目に割り込む。ごめんなさいね、後から来たのに、と心の中で謝る。 <いよいよスタート> 前方上空にヘリコプターが静止している。このヘリコプターが後で迷惑なことであるのを実感することになる。さあ、10時5分。登録の部がスタートした。後ろの方にいたランナー達はゆっくり走り出している。まあ、登録の部=全員速いとうわけではないが。そして一般の部が前方へ移動し、いよいよスタートになる。最初の5kmは最低でも19分ちょうどになるようにしたいと思うが、1km毎の距離表示がないので適度なペースかどうかを把握するのは難しい。まあ、駄目もとで走りだした調子次第だな、といつもと同じことを考える。 さあ、本当に余談は無しにして、10時10分、一般の部がスタート!パン!(って結構軽い音) スタートロスは2秒位か、先頭グループの中で飛び出していくが、ペースを自重していかなくては後が怖い。しかし、先頭はまだ数十メートル先で人数も100人もいないようだ。こんなに先頭がよく見えるのも気持ちがよいものだ。「バババババババ、、、、、」前方上空にいるヘリコプターの音がうるさい。撮影だろうが新聞等にのる写真にはこの位置は載らないだろう。と思うので手を振ることもなく通りすぎようとしたが、近くなってくると中央分離帯にいるスタッフが風に耐えているではないか、しかも土埃まで舞い上げてくれている。何という事だ!案の定、下を通るときに土埃が横殴りで襲ってくる。勘弁しろよーーー。ランナーに迷惑かけてどーするだ!顔を横に背けて口を閉じ手で顔を覆う。ったく。そして最初の上り、美浜大橋にかかる。余裕しゃくしゃくだからこんな上りは屁の河童だ。さて、程よいペースのランナーがいないかを物色始める。やや前方に赤ユニフォームと外人さんのペアがいる。そういえばスタート前にギャーギャー誰かに声を掛けていた外人さんがいたけどあの人か。赤の人は「青●走友会」だ。ふと左下をみると1km表示が記されている。時計を見ると3分40秒。おお、ちょうどよいLapだ。リズムも似ているこの2人について行こうと決める。つつつっと後ろに迫りくっ付く。そして2km地点を通過。7分22秒。この1kmが3分42秒か。いいーじゃん!このままのペースを維持していこう。そんな感じで距離は進み、稲毛海浜公園を過ぎ、4.5km付近の左カーブを曲がる。ここからやや向い風となるが、赤と外人さんの後ろについて風除けになってもらう。このあたりになると登録の部の人達や一般の部でも最初に飛び出してもペースが遅くなった人たちを追いぬき始める。追いぬく時も赤と外人さんについていくからちょっと赤に突っかかりそうになったり、外人さんが左にでるよと合図してきたので「O.K!」なんて応えたり。さあ、5km地点が来た。どのくらいのタイムだろう。 <5km通過> 「ピピピ」RCチップが鳴り響き、Lapをとる。18分40秒。よしよし。目標の設定は18分57秒であるが、少し貯金をもっても良いだろう。でもいつも次の5kmLapが落ちるから気をつけなければ駄目だ。そして、赤と外人さんとのペースが少し合わなくなってきている感じがしたので思いきって前にでてみる。そしてそのままのペースで進むことにした。後ろを振り返らなかったけどどうやら2人とはそのまま離れたようだ。でも背後に誰かがいる。白ユニフォームの若めか?まあいい、風除けでもペースメーカーになってもいい。自分のペースを維持するだけだ。そしてコースは右へ曲がる。 向い風が無くなり、ここから約3km程の直線だ。10kmまでの5kmをどれ位でいけるかで今日のレースが決定してしまうと言ってもいいだろう。とにかく気を抜かずに前にいる登録の部のランナーを1人1人抜いていくことだ。7km過ぎ、最初の給水だ。きちんと給水して気持ち、体をもう一度切り替えないと。コップを取り、口を折り一口飲んでポイ! しかし、給水はいつも飲みづらい。いつも思うのだが、ストローを入れて飲んだら飲みやすいだろうか?マイ・ストローを携帯し、やってみようかなと思うがいつも忘れる。そのうちチャレンジしてみよう。けどそんなことをしているランナーは見たことないけどね。 8km付近で前方に見覚えのある後姿が見える。登録の部のゼッケンだが、ほぼ後ろまで迫ってよく見ると墨●のIさんじゃないか。5分のアドバンテージがもう無くなったの?Iさんの実力からするとそんなもんじゃない筈だが。しかし、60歳を超えてから以前の勢いが薄れているようで、つくばでも本調子じゃなかったっけ。横に並び「Iさん、がんばです!」と声をかける。「おっ、はぎさん、頑張ってくれ!」と返事。バテてるようだ。息が荒くなっている。こちらも必死なのでお先に失礼と前にいる次のランナーを追う。反対車線に先導バイクが来た。おっ、中央学院大学のランナーだ。しかしその後がだいぶ離れているが、2番手は、また中央学院大学だ、って3番、4番、5番…と何だ、みんな同じじゃないか。独占状態だよ。などど感心しながら進み、そしてコースは右へ曲がる。さあ、まもなく千葉ポートタワーを折り返して10km地点だ。このペースは一体どうなんだろう?時計を一切見ないで来たが、果たして。。。 <10km通過> 10km地点通過。37分23秒。なにっ?このラップは18分43秒ぉお?10kmベストが6月の月例赤羽の37分49秒だから26秒もハーフの通過で更新してしまったぞ。いやはやこの後はペースが持たないじゃないか?しかし、ここまでで30秒近くの貯金だけど、15kmの通過までにどれだけ維持できるかだな。気を抜かないようにしていかないと、あっという間にズルズルしてしまうから。と、1人のランナー(水色)が横に並んできた。よし、この水色にくっ付いて頑張ろう。すると反対車線から「はぎさん、がんばです!」と声が。おっ、S君だ。手を挙げて応える。水色ランナーの後ろにつきながらコースは左へ曲がる。ここだ辺までくると登録の部の人達が多い。一般の部も脱落者が出てきている。抜かせ抜かせと気合を入れる。するとまた反対車線から「はぎさん、頑張れ!」と聞き覚えのある声。誰だ?不意だったので振り返ってもランナーが多数おり分からない。声で判断すると、たぶん墨●のEさんだろう。Eさんも毎年ここに出ているから。この大会には墨●メンバーはあまり出てこない。なので事前に誰がでるかは把握しないで単独行動にしている。行き帰りも車だし、ここは何故か1人で集中したい大会だ。 ここまでのペースは何とか大丈夫そうだ。相変わらず水色ランナーはいるし、前にいるランナーを追いぬけている。スピードは落ちていないようだ。もしかしたら本当に20分切りができるかもしれない、なんて希望が湧いてきた。でもまだ15kmに達してないしどうだろうか?なんて考えながらで給水地点(13km過ぎ)が来た。コップをとり、口を折り、一口だけ飲む。が、動いているからこぼれる。やはりストローがあったほうが飲みやすいかなとまた思う。もうすぐ左に曲がるはずだ。そしたら15km地点もまもなくだ。しかし、視力が悪いから(左右とも0.2位。しかもいつも裸眼)、前方のランナーが左へ曲がっているのかまっすぐ走っているのかよくわからない。あの信号かなと思いつつ進み、案の定そこで左に曲がって行っている。よし、まもなくだ。コースを曲がると結構リフレッシュできて足に力がみなぎってくる時が多いが他のランナーも同じなのだろうか?と思いながら左へ曲がる。風は大丈夫だ。少し追い風だろうか。ここまでくるとやはり疲れもでてきており、無意識に地面ばかり見て走っている。ふと前を見据えるとランナーもだいぶばらけており、また不意に横から追い抜いていくランナーもいる。前方にいるランナーとの距離が変わらない。ペースはどの位落ちているのだろう。 <15km通過> さあ、いよいよ15km地点が近づいてきた。気合を入れ直す。「ピピピ」15km通過。タイムは?56分18秒。え?このラップは18分55秒!?なんだ、18分台でこれたじゃないか!ということは20kmまでを19分半くらいまでラップが落ちても20分切りは可能性ある?疲労はまだピークじゃないから19分半以内でいけるかもしれない。と、本当に20分切りの実現を9割方確信してしまった、ここではね。前日までの体調を考えるとここまで来れただけでも良しとしたいですね。それとも、ニューお靴のターサーウイングワイドのお陰か?店長の祈りが通じてきたのか?などど思いながらここだ辺から作られつつある集団5人位で最後の5kmちょっとを頑張らなくては。さあ、コースは右へと曲がり千葉マリン球場までの直線となる。ここは向い風に苦労するが、今年は向い風ではあるが昨年ほど辛い感じはしない。これなら何とか行けるかも。集団からこぼれないように気を集中し、前方を見据える。やがてここでも見覚えのある後姿が見えてきた。え?あれはNさんじゃないですか(前述のスタート前の小用で一緒だった人)。いやぁ、Nさんに追いつくという事はバテてきてるようですね。そして集団がNさんを吸収する。Nさんの横に並ぶが僕のことはわからないだろうな?墨●のランシャツであることは気づいただろうか?しかし、そこはNさんの意地であろうか、集団から離れず付いて来る。けれども息が荒い。しばらくすると集団から離れていってしまった。次の目標はというと、一般の部の女性ランナーに追いついた。というかこの時点でここにいる女性ランナーだからこの人は女子の部で何位だ?1位か?2位か?スラッと長身で足が長い人だ。ストーカー走りはしないとして無言で追いぬく。 あぁ、ハーフの20分切りも大丈夫そうだ。みんなも驚くだろうな。特にカナガワRCのK君とはハーフの20分切りはどちらが早いかとか、フルのタイムを競争しているが、K君も今日は荒川で東京喜多マラソンハーフにでているから、お互いに結果を報告することになっている。どう報告しようか、などと少し妄想気味に走っていたようだ。ふと気がつくと、なんと、集団から離れてしまっているぞ、やばぁ〜! しかし、一旦離れてしまった集団になかなか追いつかない。ペースが上がってしまったようだ。あ〜、ひとりでニヤニヤと妄想なんかしているからいけないんだ。深く反省、不覚だ。しょうがないので、気合を入れ直す。すると、緑色の目立つユニフォームの人が見えてきた。カナガワRCの人だ。おぉ、この人にも追いついたか、ちょうど最後の上りである美浜大橋に差し掛かるので、この人を追い抜くつもりで上りに入る。元々、上りの走りは得意のほうで、周りの人をよく追い抜いている。今回も結構あっさりと追いつき、追い抜く。そして下りになり、引き離す。いよいよ残りも少ない。ラストスパートだ! と思ったら、両ふくらはぎがピクピクしだした。えっ?マジで?左がピク、右がピク、これは下手したら攣ってしまうぞ。ここまできて何てことだ。しかし、攣ってしまっては最悪なので足の状態をうまく見極めながら足を動かす。最後の給水ポイントが来た。ここは思いきってパスし、前方に見えてきた20km地点を目指す。 <いよいよ20km、そしてFinish> 20km通過。タイムは1時間15分51秒。えっ?この区間は19分33秒?なにっ、ここまでペースが落ちたの?残り1.0975kmを4分10秒以内じゃないと駄目だ、と大急ぎで頭の中で可能か不可能かを算定する、いや、しようとする。今までのハーフの最後はだいたいどの位だっけ?と思い出そうとするがうまく思い出せない。少々、パニックっているようだ。え〜い、取りあえず走れ走れ!しかし、ふくらはぎがピク、ピクと動く。わぁ〜、いやだ〜、最後になってオーバーするのは勘弁してくれ〜!駄目だったらまた1年持ち越しになってしまうぅ。 小雨が降っており、サングラスには水滴がついている。視力があまり良くないので、前方があまりはっきり見えない。球場への外周コースへ入る。あと残りの距離は?時計を見る。19分位だ。間に合うか?横から女性ランナーが抜いていく。さっき追い抜かした人だ。ラストスパートが負けているよ。グスン。フィニッシュが見えてきた。電光計時もある。が良く見えない。走る、走る、もがく、もがく。そして、電光計時が識別できたとき、無情にも1時間20分を超えてしまった。そして悔しさとともにゴール。時間は1時間20分6秒、最後は4分15秒。「こんちきしょー」と叫ぶ、そして暫し放心状態。。。あ〜、神様は最後の最後で見放してしまったんですね。まだ試練を積めとでも言うのでしょうか?ベストを1分以上更新したのにこの不快感は何故? <終わりました> RCチップを外し、参加賞のタオルをもらい、ヴァ−ムウォーターをもらってトボトボと陣取り場所へ戻る。歩きながら何で最後が落ちたのかな〜?と考えながらいると、急に見知らぬおじさんが話しかけてきて、「どうでした?納得できる結果でした?皆さんと一緒ですか?」と。一瞬「は?」と思ったけど、「いやぁ、目標にわずかに届かなくて。。。」と返事をすると、「私は以前、墨●にいたんですよ。皆さんは元気ですか?」 な〜んだ、そういうことですか。「はい、元気ですよ、(略)」 別れ際に名前を聞いてさよならしました。席に戻り、着替えをしながらS君を待つ。この日、走り屋から買ったお着替えポンチョを初めて使う。ん!便利だ、ポンチョのなかでスッポンポンになれるからね。着替え終わり、ストレッチをしているとS君が戻ってきた。復活レースとしてまずまずの結果だったようだ。お疲れ様でした! レース後のアフターをしたいところだが、早めの帰宅を促されたため、S君と寒さを凌ぐために球場スタンド売り場でホットドリンクで乾杯?し、お互いを労った。そしてS君と別れ、一人駐車場へ向い、車中でしばしボ〜とする。そしてカナガワRCのK君へメール。内容は勿論あかんかったってね。墨●のA君へも結果報告。そして最後に嫁はんに「帰るメール」をいれてエンジン始動。その場を後にしました。。。 <結果発表> 2月4日、サンケイスポーツ紙に結果一覧が掲載された。記録は分かっていたが、順位がどの位かが気になっていたから。一般男子の部(完走者3,994人)のトップから見ていくと、おおっ、あった、48位だ、50位以内に入れたよ。会社のデスクで見てたから一人ニヤニヤする。登録の部を見ると、かんさん、ピロさんを見つける。そういえば最後に追いぬかれた女性は?一般女子の部で2位、記録1時間20分00秒。なんと彼女も悔しいだろうな。でも女性でこの記録は大した物だと感心。中面を見ると、一般の男女各40位にはサンケイスポーツ紙発刊40周年ということで「オークランドマラソンご招待」!なんと8番差、タイム差をみると30秒差。いやぁ〜、15km以降、一緒だった集団の誰かがゲットしたんだろうなぁ、悔しいですね〜。 <また来シーズンで> 今回もわずかに20分切りができなかった。次回のハーフマラソンはもう来シーズンになってしまう。10月に手賀沼があるが、アップダウンが多くなったあのコースでは無理だろう。そうすると来年のサンスポ千葉になるであろう。また1年越しの挑戦ですね。但し、ここサンスポ千葉マリンは毎年記録更新しているから、来年も同じように記録更新して達成できることを期待します。 <エンディング> 長々とお読みいただいてありがとうございます。たがが?ハーフマラソンの完走記でこんなに長くなってしまいました。じゃ、フルの完走記はこの倍になるの?ってならないでしょう。だってレース中のことなどを42km分も記憶しているほど余裕もないし、容量もないでしょうから(^^)END |